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低血圧 侮れない中高年からの発症

低血圧解消にはウオーキングも効果がある

脳卒中や心筋梗塞を招く恐れのある高血圧に比べて、
あまり注目されることのない低血圧。だが、
朝がつらくて会社を遅刻したり、不定愁訴がつきまとう。
また中高年からの低血圧には、まれに難病が隠れている可能性も。
決してあなどれない。

【朝100以下が目安】

低血圧は血圧の維持機能が低下している状態で、
一般に『最大血圧(上)100mmHg以下』が目安にされる。
低血圧でも症状がなければ問題はない。
が、チェックリストのような症状が強く、
生活に影響するようなら治療や対策が必要だ。

「よく“貧血”と混同されるが、貧血は赤血球が少ない状態で
採血検査でないと分からない。低血圧とは別もの」
と話すのは、低血圧の研究をしている東京・
新宿にある平野医院の平野誠一郎院長(循環器専門医)。

血圧は1日内の変動が激しいので、
低血圧の血圧測定は朝、起床直後の数値が基礎になる。

【隠れた難病にも注意】

低血圧は主に、明確な原因がない「本態性低血圧」、
基礎疾患が原因で起こる「二次性低血圧」、
立っているとき血圧が下がる「起立性低血圧」の3つに分類される。

平野院長は「体質的な素因もあるが、
足腰の筋肉の衰えで心臓に戻る血液が減り起こる場合がある。
デスクワークや運転手など長時間座りっぱなしの職業の人に起こりやすい」という。

また、中高年で起立性低血圧の人は、「隠れた病気にも要注意」
と、こう警告する。

「発症数は少ないが、自律神経障害が強い“シャイ・ドレーガー症候群”という特定疾患がある。
初老男性に多く、起立性低血圧、汗が出ない、
ED(勃起障害)が特徴。進行すると生活が難しくなる怖い病気です」

どんなタイプの低血圧か、早めに精密検査でハッキリさせるべきだ。

【生活習慣で克服も】

二次性低血圧は基礎疾患の治療が重要。
本態性低血圧では血圧を上げる薬物療法もあるが、
生活習慣の対策だけでも症状はかなり改善する。
例えば、
(1)ウオーキングや水泳などで足腰の筋力強化
(2)毎朝10分間、全身の皮膚をこすって刺激し血行をよくする(3)朝食のとき塩分の多い食品をとる
(4)チェダーチーズを食べると血圧維持にいい
(5)コーヒーや緑茶などのカフェインは自律神経の働きをよくする、などだ。

また、食後は胃や腸に血液が集中するので、
血圧が下がる「食後性低血圧」という人もいる。
平野院長は「『食べてすぐ横になると牛になる』というが、
低血圧の人は横になった方がいい」とアドバイスする。

朝は不調で不機嫌というアナタ、起床直後の血圧を測ってみよう。

★「低血圧」チェックリスト

□早起きが非常に苦手

□毎朝だるい、疲労感がある

□午前中は頭がボーとする

□よく立ちくらみがする

□朝、頭が重く感じる

□朝はまったく食欲がない

□食後にふらつき感がある

□乗物に酔いやすい

□動悸がする

□寝つきが悪い

※該当が多い人は血圧を測ってみましょう。

平野医院(東京・新宿)/平野誠一郎院長作成

2010.03.01 ZAKZAKより転載
posted by からだなおし at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 血圧と腰痛、肩こり、頭痛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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