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手首や肘が痛む“マウス腱鞘炎

「のだめ」作者も…手首や肘が痛む“マウス腱鞘炎”

他人事じゃない職業病の実態
 
多い時は1日20点ものイラストを徹夜で描き続けなければいけない。手描きにこだわる人もいるが、多いのはマウスやペンタブレット(ペン状マウス)を使ったPC作業。

 そこで悩まされることが多いのが、長時間のマウス使用で起こる“手の痛み”。夕刊フジ連載でお馴染みのイラストレーター・メソポ田宮文明氏も罹患者のひとり。こう訴える。

 「人によって描き方のクセは違うが、軸になる小指側の手首の関節の上の部分に、つい強い力が入ってしまう。我慢できないほどではないので病院には行っていないが、手首にものが引っ掛かるような鈍痛が慢性的にある。いつも湿布は手放せません」

 ジェル入りのリストレストを使用しているが、さらにその上にタオルを敷いて痛み対策に備えているという。

 「いまでは手の症状を訴える人でPC操作が関係するケースが非常に多い。マウスやキーボードの使用によって手首から肘にかけて生じる痛みや重だるさ、冷感やしびれなどの愁訴を総称して、最近では『マウス腱鞘炎』『マウス症候群』などの俗称で呼ばれている」と話すのは、山田記念病院・整形外科(東京・両国)の長谷川伸医師。

 典型的な原因は、マウスやキーボードの操作の際、手首を背屈した状態で作業を続けるため、関連する腱や筋肉に炎症が起こる。当然、マウスを握りっぱなしのイラストレーターのような仕事はリスクが高く、起こりやすい。

 ただし、似たような手の症状を出す疾患は他にもいくつもあり、メソポ田宮氏のケースも含め医療機関でしっかりと鑑別する必要があるという。

 今年1月、人気漫画「のだめカンタービレ」の作者・二ノ宮知子さんが、「手根管症候群」に罹ったことを自身のブログで明かした。が、主に人さし指から薬指の3本指がしびれるこの病気は女性に多く、原因は手首の酷使よりも妊娠・出産などのホルモンバランスの乱れの影響が強い。また発症頻度は少ないが、「尺骨突き上げ症候群」や「手根不安定症」などの骨の異常で手首に痛みを発しているケースも考えられる。

 簡単な自己鑑別法は、「肘を伸ばして中指を上に伸ばした状態から、もう片方の手で中指を押し下げた際に手首や肘に痛みが生じる場合、マウス腱鞘炎の可能性が高い」(長谷川医師)。四六時中、PC作業に追われているなら、こまめな手首のストレッチ、リストレストやサポーターの使用を心がけたい。

ZAKZAK 2009/04/08より転載
posted by からだなおし at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | パソコンと腰痛 、肩こり頭痛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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