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自己流の練習で股関節痛の恐れ

マラソン人気初心者けが増加 ランニング障害ご用心

比較的経験の浅いマラソン愛好家が、
気付かぬうちにけがをするケースが増えている。

関節や筋肉への負荷のかけ過ぎが原因で、
自己流の練習メニューや音楽を聴きながら走ることによる
注意力の低下で引き起こされることもある。

健康志向や市民参加型の大会の増加でマラソン人気は高まっているが、
専門家は「体と向き合いながら無理のない練習を」と
注意を呼びかけている。
  
「ランニング中に強烈な痛みを感じた。

筋が切れたかと思った」。埼玉県朝霞市のパート、
窪田理江さん(34)は昨年六月、股(こ)関節の異常に気付いた。
二〇〇七年に始まつた「東京マラソン」に刺激され、
昨年二月にランニングを開始。

専門雑誌や自分より速い人の走り方を参考に、
自己流でフォームを改造するなど速さを求め始めた時期のことだった。

「股関節周辺の筋肉に炎症が起きている」と診断された窪田さん。

治るまでは、階段の上り下りなどにも痛みを感じた。
 
「ランニングでけがをするなんて、
高橋尚子さんのようなトップランナーだけだと思っていた。

けがの予防には関心がなかった」と自省する。

ランニングによる負荷のかけ過ぎが原因で股関節や下肢に起こる故
障は「ランニング障害」やママラソン障害」と呼ばれ、
窪田さんのように初心者だが熱心なランナーがかかる
ケースが増えている。

千葉市で開業している整形外科医の南出正順さん(50)の元には
ほぼ毎日、ランニング障害の新患が訪れる。

○七年八月からホームページで同障害を取り上げたところ、
一年後にはアクセス数が約十倍になり、
来院者も増えたという。
東京都豊島区の整体院「はつらつ」でも東京ラソンが初開催されら
七年二月以降の一年間で来院者が約二割増。
平野光輝院長(38)は「今後も増える可能性が高ぃ」と話す。

他方、携帯音楽プレ-ヤーを聴きながら走る人が増えている
ことについて、筑波大の鍋倉賢冶准教授(体育科学)は
「注意力が散漫になりやすい」と指摘。

道路の凹凸や体の痛みに気付くのが遅れ、つまずいたり、
ンニング障害の深刻化につながったりすることもあるという。
 
鍋倉准教授によると、
同障害の予防に重要なのは日ごろからの注意と靴選び。

「走る前に五分間大たで歩くだけでも十分な準備運動になる。

走つた後、筋肉の張りを感じたらたら氷で冷やして」。

初心者にはかかと部分が比較的硬く靴底の厚い、
しつかりした作りの靴が適しているという。


2009年(平成21年)2月25日(水曜日)
日本経済新聞(夕刊)より転載
posted by からだなおし at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 腰痛と足の悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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